感想:おおきく振りかぶって(アフタヌーン#74 Pt1)
2009/10/23
月刊アフタヌーン2009年12月号:おおきく振りかぶって 第74回「準決勝8」 Pt1
今月号オモロ~~~~~~!!!!!!
昨日フラゲして、夜書いてたのですが、今月は文字数も多いし、書く事たくさんあるので、昨日のうちにアップできませんでしたf^^;
いや~、やっぱり、おお振りは西浦バッテリーが軸になってないといかんなあ、と思いました。久々に「おお振りらしい」な、と。まー色々「え?あれ?うそ?」みたいな思いもあるのですが、本当の意味でここからが第2章のような気がします。
ちなみに来月は、ひぐち先生単行本作業の為休載されるそうです。連載して初めてのお休みですね~。ひと段落して、2月号、どこからスタートするのかが楽しみです。
では、ネタバレ感想いきます!単行本派の方は覗かないでくださいね。また、今月は色々思う事もあり、長いので、pt2、総括(笑)と分けるつもりです。
試合終了後、西浦ナイン集まる。
モモカン「さあ帰るよ!今日見た4チームに勝つイメージもてるまで練習するからね!」
らーぜ、元気よく「はい!」と返事をする中、一人三橋がビクつく。
三橋「カ カッ キャントク」
モモカン「呼んだ!?何!?」
三橋「はの オレ オレ」
阿部君、三橋のキョドりぶりに、たまらず口を開ける。武蔵野の榛名さんが、シニア時の先輩なので、挨拶に行ってきていいか、と。
するとモモカンが「そうだったね」といい、五分!と了承を得る。
三橋、頑張って自分でなんとかしようとしてるけど、やっぱり上手くいかないのねw
キャントクってww
一方、ARCのシオは記者からインタビューを受ける。
最後に打ったのはストレートで、榛名の決め球はそれだと思っていた。
榛名はスタミナ切れしていたかな?という質問に、シオは「(最後は前打席の)4打席目よりも速かったです。140後半出てたと思います。」と答える。

うおーシオかっこいいよ、かっこいい・・・ますます今後が楽しみだ!
ARC監督もインタビューを受けている後ろで、観戦いきていた客かなんかオッサン達が帰りがけにくっちゃべっています。
榛名はちょっと期待はずれだったなーとか、粘りがないねー、あんなにガタガタになっちゃねー、とか。まあまだ2年だから来年が楽しみだけど武蔵野は3年が抜けちゃうと厳しいね、なんで榛名は武蔵野にいるんだろうね・・・とかかんとか。
それを聞きながらか?ARC監督思う。
(素直にウチ来てくれりゃあ あと10キロ球速上げてやったのに
千朶や嵐山へ行かれるよりゃマシだが 惜しいよなあ・・・
まああの素材なら だまってたって推薦は来る
榛名が花開くのは次のステージか――・・・)
次のステージ・・・それはいつなんでしょう。きっとこのまま武蔵野にいては、これ以上上は望めないだろーなっていうARC監督の読みって感じがするので(推薦どうこうとか言ってるし)高校卒業後のことなのかな?もしかすると榛名さんもう出番なし?w
場面変わって、武蔵野ナイン。みんな、思い思いに泣いたり、立ちすくんだりしています。
大河「・・・せっかく おめーみてーのと同じチームンなれたのに
ここがオレらの限界だったな」
榛名「・・・・・何いってんスか・・・」
カグヤン「榛名 ごめんな オレがんばったんだけどさ
結局・・・お前に 全部・・・っ」
榛名「なんで そうなるんスかっ あんたら約束どおり 2点とったんスよ
オレが一人で点とられたんスよ 限界だったのは オレっす
あんたらは負けてねえ・・・・っ」
ちょ ちょちょ 榛名が あの 榛名が 泣いてますけども!!!!!?
私は、すっごい正直に言うと、榛名が好きじゃなくて、ここ数ヶ月の榛名の描写はひどいな、もう何一つ魅力ないな、って思ってたんですよ。
中途半端にチーム思いだと初期のキャラとぶれちゃうからw、どうせなら最後まで強気で、ワンマン突っ走っていって欲しいと思っていたし(やっぱり初登場時の印象が強かったので・・・)。でも、榛名の「せい」で試合が決定づけられたのは事実で、それに私は「スッキリ」したし、そういうことがないと、きっと榛名はちゃんと強くなれないだろうな、阿部君との確執も、きっと拭えないだろうなと思ってたんです。
で、今回榛名が自分自身で「自分のせい」だと認めて、チームは頑張ったんだって、自分の限界を知り悔しがってることがすごく嬉しいです。嬉しい・・・と書くと、なんか榛名ざまーみろ!って風にとれちゃうかもだけど、そうじゃなくて、榛名にとって、甲子園や高校野球がたとえ「通過点」であったとしても、負けた「今」が悔しくて泣けてしまう榛名
で居てくれて、よかったな、と思うのです。
しかし、この会話に町田先輩がいないんですけど・・・・
町田先輩もがんばってたのに。もっと榛名を活かしたかっただろうし・・・まあ描かれてない別のところでそういうシーンはあったんだろうけど・・・でも・・・
そして、西浦バッテリーは武蔵野ナインの元へ行く為、球場外をうろつきます。
阿部(オレは 何もしゃべる必要ねーだろ お疲れサマっつって三橋紹介すりゃ・・・
しっかし会いにくいな コールド直後だぞ 三橋もほとんど知んねーやつ相手に 何聞くつもりなんだか)
まさしく! やっぱり普通はコールド負けした後会いづらいよね~よかった、そこら辺無神経な阿部君じゃなくてw ほんと、三橋は何を聞くつもりなんですかね。私が阿部君だったらこの状況かなり心配というか、ハラハラしますよ。
そして武蔵野ナインが外で父母会の皆さんに挨拶したり、榛名が激励されているのを、西浦バッテリーが見つける。
榛名、父母会の群れから少し離れ、二人の方向に歩いてきます。

三橋「うおっ う わう」
三橋、怯えすぎw すっごい震えてます。おっかしい。
榛名「あ タカヤだ」
秋丸「え?」
阿部「どもっす」
三橋「こ ん に ち」
榛名(ん・・・・?知ってる やつ か?)
三橋「わ」
秋丸「あ 西浦のピッチャーの人」
三橋「は は はいっ」
榛名「知ってんの?」
秋丸「抽選会のトイレで」
榛名「トイレ・・・」
秋丸「お前ぶつかったじゃん」
榛名「ああ! あっ そーいや お前桐青に勝ったって!?」
三橋「オッ オ レ 達 勝ちました!(し しってるのか)」
三橋、顔まっかっか!ぽ~~としてます。
榛名「はー 世の中何が起こるか わかんねえな」
そして、榛名は阿部君が足をひきづったのを見て、三橋に「どしたん?」と聞く。聞かれた三橋は緊張しながらも「あのっ ぶつかっ て ホームで ヒザッ」と説明?するが阿部君呆れ顔、榛名「へ」秋丸「?」と理解不能な様子・・・が、榛名、本能?でか「ダッセ!クロスプレーでヒザやったンかよっ」と理解し、大笑いする。それを受けて秋丸も「ああ」と把握。阿部君は「通じてる」と思う。
阿部「・・・えーと 今日は残念でした」
その言葉に、榛名、はっと笑うのをやめる。
榛名「別に負けに不思議ナシってかんじじゃね」
阿部「全力投球ですか 今日の球」
榛名「そーだけどそれが何か?」
阿部君、榛名をじっと見たあと、一呼吸息を吸って言います。「最後の球が今日一番速かったと思います 中学ン時なら あそこで全力はなかったっスよね」
うお イヤミつーか核心?阿部君やる~(笑
榛名「はあ?なんで?中学だろがなんだろがあそこは全力だろ」
阿部「・・・・・(んだとお?)」阿部君、ピクリとなる。
そのままピクピクしつつ榛名に問いただす。
「イヤイヤ 成長したんすよ
だってあんたは 負け試合と判断したら1球だって全力じゃ投げねっつー人間でしたよ」
榛名「何言ってんの? 中学でオリャがんばりすぎて半月板ー・・・ああ!何!シニアん時のことかよ!」
阿部「ったりめーでしょーが!」
阿部君、自分で自分の大声にハッとし、三橋、思いっきりビクつきます。
阿部「別に ンな昔のことムシ返して文句言いてんじゃなくて 今はちゃんとチームのために投げられてて 良かったなってそんだけすよ」

ちょ、この阿部君男前じゃないですか。すみません、私阿部君スキーなんでw
榛名「ホントはもっと昔のこと文句つけてんだろ
本心と違うこと言っててキモチワリ」
阿部「たった今大事な試合負けてきた人間にンなことしねんすよ」
阿部君、もー榛名に一言一言にピクピク、切れる寸前!
秋丸「榛名ってシニアでそんなんだったんだ」
榛名「は?」
秋丸「お前オレにもっと一生懸命やれとか言っといて自分もシニアで同じことしてんじゃん」
あーきーまーるー!!!!
そーよ、それ!それこの二ヶ月くらいで思い続けたことだったんですけど!!!
なんだ、ひぐち先生、ちゃんと分かってたのかあ~。
榛名のおかしートコロ!うわ~~~すっごいスッキリする!w
しかし、これに榛名激怒!
「ばっかじゃねーの!!オレは常に全力の真剣なんだよ!!
てめーと一緒にすんなボケッ」
しかし!この言葉に阿部君若干壊れます(爆 怪しい笑いを浮かべ、さらにイヤミというか、まあ真実を。
「常にってこたないでしょ 関東の試合放り出したこともあったのに」
三橋は、阿部君の笑みにか、それとも榛名さんの怒鳴り声にか、とにかく怯えまくり、あとづさりします。

榛名「放り出したあ?」
阿部「出しましたよ」
榛名「関東って最後の試合のこと?
放り出すつーかアレもコールドだったじゃん 初回に弘道が5点取られてー・・」
阿部「元希さんが本気で投げてれりゃ勝てたかもしないすよ」
榛名「はあ?ねーよ
21対7だぞ オレ自責点3だもん 0におさえたってコールドかわんねェよ」
阿部「満塁にしたとこで降りなくてもいーじゃないスか!」
阿部君、真顔で声をあげて言います。続けて
「エースが全力でチームひっぱってくれりゃあ流れなんか変えられます」と。

そうだよなあ、きっと、エースがエースであるという意識はきっとそういう「オレがなんとかする!」っていう気持ちなんだろうなあ。結果ダメであったとしても、その気持ちでチームを盛り上げてくれるだけで、きっといいんだよね。
榛名はお前そのことずーっと怒ってんの?二年前のことなのに!?と。しかし阿部君は「言わされただけ、ほとんど忘れてましたよ!」と反撃。
多分、阿部君は売り言葉に買い言葉ーではないけれど、榛名が「オレはいつだって一生懸命だったぞ!」なんて「はあ?」な事を言うもんだから、つい、出ちゃったんだよね。分かる、分かる、「は?ちょっと待てゴルアア」ですよw
で、榛名だって小学生の頃のことを秋丸に持ち出すんだからどっこいどっこいなのでは。
榛名「もしかして”最低”扱いもそれで?」
秋丸(なるほど)
阿部「そうですよ てめーの判断で試合の手ェ抜くやつなんか最低でしょうが
周りを完全に無視してますよ オレたちに恨まれたって当然と思いますね」
榛名「・・・そりゃあ あん頃オレ 性格悪かったんだよ
阿部(それは今なら 少しわかる)
榛名「いろんな人に あン頃のこと未だに怒らえっからさ きっとオレがわりーんだ
おめーにも悪かったな」

あ謝った・・・・!!!!!
つーか他の人にも怒られてたのかよw
いや~私、謝らないと思ったんだよなあ。自分のしたことを悪いと思ってないと思ってたし。いや、これを見ててもようやく「なんで最低だったのか」理解したくらいだしw 大体阿部君だけじゃなくて、他の人にも言われてるんなら尚更「最低」の理由を早い段階で理解できててもいいのでは・・・・
まあ、理由は分からなくても、「みんなが怒ってるから自分が悪かったんだろうな」とは認識をしていたわけで(そんな認識の仕方ってどーなんだよ、ですが)、でもこれといってそれを謝罪したり、誰かに言う機会もなかったんだよなあ。
そして、やっぱり榛名にとってシニアという場所は大きな存在ではなかったんだろうなあ。チームよりも自分のことでいっぱいだったからシニアで自分のした事を「きっとオレがわりーんだ」程度にしか認識できてないような。
榛名が謝ったことに、阿部君、三橋、秋丸驚く。しかし、謝ったとおもった途端、榛名もいいたいことがあるよーで。
負け試合で故障なんてぜってーやだ、80球だって当時じゃ当たり前、まー謝るならさんざんボールぶつけてやったことかなあ?まーそれも捕れねーのはオレのせーじゃねーしな!!!!と。その言葉に阿部君、まっさお、ワナワナ震えますw
超どうでもいいですが、阿部君が真っ青でワナワナしてるの好きなんですよね~(笑)すっごい阿部君らしい!久々に阿部君っぽくて、かなり嬉しいです。
秋丸すかさず「コラ! いーかげんにしろ!」と喝。
そして榛名は続けます。
「まァ でも 練習相手になってくれたことはありがてーと思ってンよ
秋大の辺りはこいつでさえソバ寄って来なかったかンな 一人でもぜってー立ち直ったけど
おめーが捕ったり 捕れなかったりしてくれたおかげで イヤな時間が一年で済んだっつーかな」

阿部君が気にしていたのは、榛名が「エースであるにも関わらずチームを無視して自分の判断で勝手に試合放棄したこと」そして、この「何のために自分はいたのか」っていうことが大きな二点だったような気がします。
3巻の時点で、秋丸は今の榛名があることには阿部君のおかげだって阿部君に感謝をしていて、三橋は「オレが阿部君に投げる」なんて思っていますが、それは外野がそう思っているだけで、阿部君本人にはなーんも伝わってないですよね。
だから、どうやったら阿部君は当時の自分の存在価値を見出せるんだろうってずっと思ってて。見いだせなくても、今は三橋が阿部君を必要としているよ、っていうことが分かればいいのかな、とも思ったけど、今回当の本人同士でスッキリ解決できてよかったな、と思います。
結局のところ、二人は「バッテリー」ではなかったし、残念ながら「バッテリーになりたかった」のは阿部君だけで、榛名は阿部君をあくまでリハビリの練習相手だったわけですよ。阿部君が捕手として榛名を生かす、生かさないとかそれ以前の問題ですよね。榛名は阿部君にはそんなこと求めていないので。
榛名にとってはシニアはリハビリの場で中学(高校)部活>シニアだった。
でも、もうそれでもいいですよね!阿部君が居た意味はわずかでもちゃんとあって、そのことをちゃんと榛名も有難いと思ってる、ということに、阿部君は救われたかなあ。
そして榛名は「ありがとうそしてごめんなさい!」と大きく阿部君にお詫びと感謝?のお礼をします。これに阿部君びびる(笑)まさか榛名に頭を下げてもらう日がくるとは・・・まー三橋なんて過去に土下座してますけどね。はははは。
頭をあげた榛名、スッキリ顔で「もー恨むな!」と。
秋丸「そんなんじゃ お前だけスッキリしちゃうだろ!」
榛名「あーもーウッセ!なんなのお前!」
そんな二人のやりとりを見る阿部君。なんか「あーもーいっか」って感じかなあ。
阿部君も、スッキリしたようで、よかった、よかった。
pt2へ続きます・・・・
Entry Filed under: Books. タグ: おおきく振りかぶって, アフタヌーン, マンガ, Big Windup, 阿部君, Ookiku Furikabutte.


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